姫路で現代美術家59人の特別展-蓑豊さんの講演も

文化から街の活性化を目指し開催する「姫路城現代美術ビエンナーレ2010展」。

文化から街の活性化を目指し開催する「姫路城現代美術ビエンナーレ2010展」。

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 イーグレひめじ(姫路市本町)地下1階姫路市民ギャラリーで現在、国内外の現代美術家の作品を展示した特別展「姫路城 現代美術ビエンナーレ2010展」が開催されている。

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「新しい文化の発信」をテーマに市民と美術家の協働により開催する同展。会場には、同イベントを主催する「姫路城現代美術ビエンナーレ委員会」の代表で彫刻家の鹿間厚次郎さん(高砂市在住)の呼びかけに賛同した作家59人の作品を展示する。

 出品者は、速水史朗さんや小島弘さん、細野稔人さん(以上立体)、吉見敏治さん、奈須豊さん、橋本清さん(以上平面)のほか、チェ・ソン・ファンさん(韓国)やフリオ・ガリンドさん(メキシコ)など海外のアーティストも。

 そのほか、年間150万人の入館者を記録した「金沢21世紀美術館」の仕掛け人で、現在兵庫県立美術館(本町)の館長を務める蓑豊さんの講演「美術館が街を変える」や子どものための造形教室「ぼくも私もアーティスト」も予定する。

 鹿間さんは「10日間だけの開催だが、一人でも多くの市民に足を運んでもらい現代美術の面白さに触れてもらえれば」と期待を寄せる。

 開催時間は10時~17時(最終日は15時まで)。入場無料。蓑さんの講演は今月28日。造形教室は今月31日。8月1日まで。

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