姫路セントラルパーク(姫路市豊富町神谷)で12月21日、冬の恒例イベントとなっている「カピバラ ゆず湯」が始まった。
同園では現在、7頭のカピバラを飼育している。南米原産で寒さが苦手とされるカピバラのために、湯温を約45度に保った湯船にユズを浮かべた「ゆず湯」を用意。湯に漬かりながら過ごすカピバラの姿は、園内の冬の風物詩として親しまれている。
期間中は、来園者がササの葉(300円)を購入して与えることもでき、カピバラが湯に漬かりながらササの葉をかじったり、浮かんだユズに口を伸ばしたりする様子が見られる。湯船から自由に出入りするため、カピバラが潜ったタイミングによっては、浮かべたユズが頭の上に乗る場面が見られることもあり、その様子に来園者が足を止める姿も見られるという。
同園営業部企画広報課課長の幸崎誠さんは「冬の時期ならではのカピバラの様子を間近で見てもらえたら」と来園を呼びかける。
開園時間は10時~16時30分。入園料は一般=4,000円~。来年1月6日まで。