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姫路の高校生が福島訪問ドキュメンタリー上映報告会 東日本大震災10年を前に

震災遺構 浪江町立請戸小学校跡地にて。長谷川敬人さん(左)

震災遺構 浪江町立請戸小学校跡地にて。長谷川敬人さん(左)

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 姫路市内の高校生3人が今年夏に福島を訪問した様子を撮ったドキュメンタリー映画の上映報告会が12月19日、姫路・大手前通りに面するハトヤ第一ビル(姫路市呉服町)1階セミナールームで行われる。主催は「姫路の新しい教育を考える会」(TEL 079-229-9120)。

東京電力廃炉資料館にて

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 高校生らは2011(平成23)年3月11日に発生した東日本大震災で大きな被害を受けた福島の地で、東日本大震災語り部から学び、自分たちの目で福島の現状を目にし、日本の課題を実感すること目的に訪問。原子力発電の安全性などについて見てきたこと、考えたことを上映・報告する。高校生らは1月17日に神戸で開かれる「ひょうご安全の日の集い」にブース出展し上映を予定する。

 高校生代表の長谷川敬人さんは「何も知らないで大人になって大丈夫なのかと考えた。12月19日と1月17日の上映会を成功させ、東日本大震災の10年目に3月11日はさらに大きな企画を行いたい」と意気込む。

 開催時間は15時30分~17時30分。参加無料。

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