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姫路沖の播磨灘に浮かぶ家島諸島で釣り大会 優勝は小学生

クルージング体験参加者ら

クルージング体験参加者ら

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 姫路沖の播磨灘に浮かぶ家島諸島(いえしましょとう)の坊勢(ぼうぜ)島で6月4日、「第30回家島観光釣り大会」「第15回観光島めぐり」が開催された。主催は家島観光事業組合(姫路市家島町真浦、TEL 079-325-8777)。

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 同諸島は、姫路港から高速フェリーで片道約30分の沖合約18キロにあり、大小44の島々で構成されており、人が住んでいるのは家島本島、坊勢島、男鹿島、西島の4つ。

 毎年6月の第1日曜に、諸島のうち「家島」「坊勢島」「男鹿島」の3島を舞台に毎年持ち回りで開催してきた同イベント。来場者らは海上から諸島を観光できるツアー「島めぐり」と併せて楽しんだ。

 島巡りは、釣り大会と同時開催。大会の開催時間中にツアーを実施した。ツアーでは、クルージングを体験してもらうと同時に、定期船では見ることができない諸島の風物を海上からガイドが案内した。

 釣り大会では、地元姫路をはじめ県内から70人の釣り自慢が訪れ、小学生が優勝。主催者からトロフィーと家島で捕れた大量の海産物が贈られた。同組合の岡部賀胤(よしたね)さんは、「釣り大会ではあるが、釣り目的だけではなく、都会では味わえない家島でのくつろぎ空間を味わってもらいたい」と話した。

 大会終了後は、家島が好きになり年2回は必ず訪れるという、米米CLUBメンバーとして活動するミュージシャン、ジョプリン得能さんが自ら作曲した「家島の唄」が参加者の前で生演奏を披露し、盛り上がった。

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