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姫路・安富町のかかしの里でひな祭り-等身大ひな人形勢ぞろい

おひなさまや三人官女らが楽しそうに車座になって宴会

おひなさまや三人官女らが楽しそうに車座になって宴会

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 姫路・安富町の奥播磨かかしの里(姫路市安富町関)で現在、ひな祭りイベントが開かれている。同地区は住民よりかかしが多い地区としてアピールしており、野外展示されているかかしは約120体になるという。

巨大なひな壇

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 同里のひな祭りは2010年から開催。展示会場の一つ「ふれあいの館」に設けた巨大なひな壇には、等身大のひな人形に扮装(ふんそう)したかかしが勢ぞろいし来場者の目を引いている。今年から新たに「ひな舞台」が登場。おひなさまや三人官女らが楽しそうに車座になって宴会を開き、ひな祭りを楽しんでいる姿が表現されている。

 かかし作りに取り組んできた岡上さんは「今年の新登場のひな舞台のかかしは宴会を楽しんでいる姿を表現するため、生き生きとした笑顔や表情となるよう工夫した」と話す。岡上さんは姫路市から依頼を受け、22日に行われる姫路城マラソンで大手前公園と沿道の夢前でかかし応援団を出す準備を始めているという。

 古民家を生かした「ふるさとかかしギャラリー」では、かかしの家族がひな祭りを楽しんでいる情景を展示している。ひな舞台で宴会をしている人形の表情を見て、見学に訪れていた30代女性は「本当に楽しい。ひな祭りの概念が変わる」と笑顔を見せていた。

 ふれあい館は火曜日休館。ひな祭りの展示は4月5日まで。

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