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姫路駅前で「あおぞら大学」 -芝生広場で姫路の今に触れる

姫路駅前芝生広場ステージで7月4日、「あおぞら大学」が始まった。

姫路駅前芝生広場ステージで7月4日、「あおぞら大学」が始まった。

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 姫路駅前芝生広場ステージで7月4日、「あおぞら大学」が始まった。第1講は「地域の食と人のつながりが、まちの未来を切り開く!」をテーマに播州ハム工業所の堀田周郎(ほりたのりお)社長が自身の職人としてのこだわりや地域に根ざした企業ブランドについての考え方などについて講義を行った。その後に行われた親睦会では同社のハムやベーコン、ローストビーフの試食もあり、受講生25人はビールを片手に地域活性化などの話題に深夜まで花を咲かせた。

暮れなずむ姫路駅前をバックに講師を務める堀田社長

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 あおぞら大学はスローソサエティ協会(姫路市岩端町、TEL 090-3035-7433)が神姫バスなどと連携し、駅前のにぎわいづくりやまちなか回遊のきっかけとなる事業として始めた。姫路市より受託した姫路駅北駅前広場活用社会実験「チャレンジ駅前おもてなし」の一環。

 「ヒトと出会う、自分を磨く、マチを楽しむ」をキャッチフレーズに、6回にわたる講座では食・コミュニティー・芸術・スポーツなどの分野で、姫路ゆかりの講師による講演とまちなか回遊の講座を展開する。受講生を中心として自主的に街を楽しむ部活動も行う。特別講座として、文化情報発信の企画・実践イベント「えきまえ文化祭」を開催。参加者間ネットワークの構築を目指す。

 次回は8月1日、兵庫県立大学環境人間学部客員教授の豊田光世さんによる「神酒(みわ)ガールが播磨の酒文化をけん引する!」を開く。第1講を受講した平井亜紀さんは「新しくなった姫路駅前で、楽しい話が聞けて、胸いっぱい、おなかもいっぱいになった」と顔をほころばせる。

 同協会の谷本あけみさんは「生まれたての芝生広場で、さまざまな職種や年代の人々が集まって過ごすこの時間が、それぞれ個人的にも仕事面でも刺激となり、新たな気付きやワクワクする時を紡いでいただければ」と受講を呼び掛ける。

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