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姫路でインド写真展-「しあわせのカタチ」、バッグパッカーの視点で切り取る

展示する写真の一枚(イマイミキさん提供)

展示する写真の一枚(イマイミキさん提供)

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 イーグレひめじ(姫路市本町)で3月5日~9日、インドの農村に住まう人々の暮らしを伝える写真展「『しあわせのカタチ』 旅をとおして出会った宝物」が開催される。

「空気感」の切り取りにこだわる

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 姫路市在住のイマイミキさんが開く同展。文化人類学や民俗学への興味からバックパッカーとして度々海外へ渡った経験を持つイマイさんが、一般家庭に滞在しながら南から北へとインドを旅行した記録を写真で紹介する。

 訪れるのは、ガイドブックなどに載らない無名の農村がほとんど。「貧しい暮らしの人々が放つ人間としてのエネルギーに魅了された」というイマイさんは、アポなしで一般家庭を訪れ、家族と寝起きを共にする。カメラは旅を記録するツールに過ぎないといい、写真も「出来栄えの良しあしよりも、人や自然など被写体に興味を持ってほしい」と話す。開催期間中は連日、会場へ出向く方針。求めに応じて解説も行う。

 「私が続ける『旅』のスタイルに興味を示す人がいれば、そっと背中を押してあげたい。旅に限らず、何らかのアクションを起こすきっかけを作ることができれば」とイマイさん。「特に子どもの来場を期待している。親子で気軽に訪れて欲しい」と呼び掛ける。

 開催時間は9時~18時(最終日は17時)。入場無料。問い合わせは事務局(TEL 080-4232-6500)まで。

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